呉の鉄のくじら館は入場料金が無料!おすすめのお土産ベスト3!

広島県呉市にある海上自衛隊呉資料館、愛称「てつのくじら館」をご存知でしょうか?

こちらは日本で唯一、実物の潜水艦が展示されている場所です。館内では、潜水艦の活動や機雷の除去についての紹介、また実物の潜水艦の内部を見学することができます。

今回は「てつのくじら館」の見どころをご紹介したいと思います。

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館内展示について

てつのくじら館は、1階から3階までの展示スペースの観覧と潜水艦あきしお内の見学ができます。こちらではエリアごとに見どころをご紹介します。

●1階「海上自衛隊の歴史」についての展示
館内1階では、海上自衛隊についての展示が行われています。今日までの海上自衛隊の歴史や、現在の自衛隊員の姿などをパネル展示で紹介しています。また、お土産コーナーやカフェも1階にあります。

●2階「掃海艇の活躍」についての展示
館内2階では、「掃海」や「機雷」について展示されています。「機雷」とは、海の中の地雷のようなもので、戦時中に使用されていました。

その機雷を安全に除去する作業「掃海」が自衛隊によって行われています。こちらでは機雷装置の展示やその恐ろしさについての説明、掃海艇の甲板を再現した展示が行われています。

●3階「潜水艦の活躍」についての展示
3階では潜水艦の歴史や技術、乗員たちの生活などを再現した展示が行われています。潜水艦の内部構造の模型では、潜水艦にどのような部屋や設備があるのか模型で分かりやすく展示されています。

外から見るととても大きな潜水艦ですが、模型で内部を見てみると人が生活できるスペースがとても限られていることが分かります。

また、乗員たちが艦内でどのような生活をおくっているか想像させてくれるような展示もあります。乗員たちが寝起きするベッドや食事スペース、トイレやシャワー、1日の食事内容など、限られたスペースと資源で暮らす乗員たちの厳しい生活が想像できます。

ベッドの展示では実際にベッドに横になることもでき、記念写真スポットとしてもおすすめです。その他に、潜水艦と魚雷の変遷を模型やパネルで紹介しています。

●「潜水艦あきしお」体験

1985年~2004年まで実際に海上自衛隊で使用されていた潜水艦「あきしお」が展示されており、実際に内部を観覧する事ができます。

艦内はとても狭く、薄暗くなっています。パイプや様々な機材がむき出しになっていて、通路の幅もすれ違うのがやっとな狭さです。シャワーやトイレ、ベッドなども最小限のスペースとなっています。

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乗員たちがとても快適とは言えない広さの潜水艦の中で、大変な思いをして任務に当たってくれているのだな、という事が想像できます。

艦内奥には「発令所」があり操舵席に座れたり、潜望鏡で潜水艦の外の様子を除くことができます。潜水艦に乗り込んでいる隊員の気分を味わえる箇所なので、ぜひ体験してみてください。

潜水艦内部は狭くまた手を触れてはいけない箇所もありますので、注意が必要です。また、制服を来たボランティアガイドさんもいらっしゃり、分からないことは質問すると説明してくれますよ。

お土産やカフェもあります!おすすめベスト3

てつのくじら館にはお土産屋さんとカフェがあります。こちらではおすすめ商品をご紹介します。

●限定30食!呉海軍 あきしおカレー
呉市のカレーと言えば海軍カレーが有名ですが、こちらのカフェのメニューにもカレーがあります。その名もあきしおカレー。

こちらは1日30食限定となっており、早い時間帯に売り切れとなっていることが多いです。食べてみたい方は朝1番に食券を購入しに行くことをお勧めします。

●自衛隊グッズのお土産
部隊識別帽やワッペンなど、自衛隊ならではのお土産も沢山あります。中でもおすすめは「海上自衛隊」の文字と桜錨が刻印されたスプーン。

潜水艦内では曜日感覚を保つために毎週金曜日にカレーを食べるそうです。このスプーンでカレーを食べたら潜水艦の隊員気分を味わえるかもしれません。

●お土産にお菓子もおすすめ
お菓子のお土産には「てつくじプリントクッキー」がおすすめです。かわいらしいプリントがされたクッキーはてつのくじら館限定商品です。

基本情報

【アクセス】
・電車 JR呉駅から徒歩5分
・バス 呉市営バス 宝町中央循環線 「ゆめタウン・大和ミュージアム前」下車1分
・船 呉中央桟橋から徒歩3分
・車 呉亜ライン呉ICから約5分
山陽自動車道 高屋JCTから約40分

【入館料】
無料

【開館時間】
展示室 9:00~17:00(入館は16:30まで)
ショップ 9:00~17:00
カフェ 10:00~17:00(ラストオーダーは16:30まで)

【休館日】
火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
その他HPに休館予定日表がありますので、行かれる際は事前に調べることをお勧めします。

【車いすについて】
見学順路はバリアフリーになっており、車いすの見学が可能です。但し、潜水艦内部は大変狭くなっているので、通常の車いすでの見学はできません。車いすの方は潜水艦入口に内部見学用の小さな車いすの貸出がありますので、そちらを利用されると潜水艦内部の見学が可能です。

【ベビー情報】
各階に多目的トイレ(おむつ替え台有)がありますが、授乳室はありません。また、見学通路はベビーカーでの見学が可能ですが、潜水艦内はとても狭い為ベビーカーのまま入ることができません。潜水艦の入口でベビーカーを預け、赤ちゃんは抱っこでの見学となります。

【駐車場】
てつのくじら館と道路を挟んで対面している、大和ミュージアムとの共用となっていますが、あまり駐車台数が充実しているとは言えません。近隣の商業施設などにも有料ですが駐車場がありますので、満車の場合はそちらを利用されるとよいかもしれません。

【混雑情報】
土日祝日は混雑している印象です。観光バスでの団体客も多いです。

てつのくじら館 まとめ

潜水艦内部に入れるという貴重な体験ができる、てつのくじら館。いかがでしたでしょうか?

海上自衛隊の世界を実際の潜水艦で体験でき、なおかつ入場無料!潜水艦や日本の海を守ってきた海自の歴史については、子どもだけでなく大人も学ぶ事が多いと思います。

年間を通して様々なイベントが行われる事もありますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

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