あづみの公園はイベント&遊具が豊富!イルミネーション&コスモスがおすすめ!

国営公園(こくえいこうえん)とは、国(国土交通省)が設置したもので、都市公園法に定められた要件を満たしている公園または緑地のことです。

長野県には国営アルプスあづみの公園があります。公園は堀金・穂高地区部分と大町・松川地区部分がありますが、今回は堀金・穂高地区をご紹介します。

国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)は「自然と文化に抱かれた 豊かな自由時間活動の実現」をコンセプトとして、2004年7月24日にオープンしました。

現在、長野県安曇野市になりましたが、オープン当時は長野県、南安曇郡堀金村と穂高町でした。その後長野県大町市と松川村にまたがる国立アルプスあづみの公園(大町・松川地区)も2009年7月14日にオープンしました。

両地区の公園とも広大な面積を有していますが、堀金・穂高地区の特徴は安曇野の代名詞である田園風景を感じられる「田園文化ゾーン」と「里山文化ゾーン」で構成されています。

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あづみの公園は広大な敷地と様々な施設!1日では遊びきれません!

広大な敷地は様々な草木が植えられ、散歩するだけでも1日遊べます。

そして、園内にはたくさんの施設があり、それぞれ観たり遊んだりと楽しめます。

【公園内の散策】
・段々花畑
時期によって様々な花が栽培されています。

・段々原っぱ
広い原っぱです。スポーツや休憩、ピクニックなどもできます。公園内はお弁当の持ち込みもできます。

・こどもの森
木製の遊具などでアスレチックを楽しめます。

・池
段差のある地形に大小10の池があります。夏には水遊びができ、家族連れに大人気です。
池の底には石が敷かれいます。水に入るための履物が用意できるといいかと思います。

【公園内の施設】
・ガイドセンター 
公園の玄関口にあり、総合案内所として公園内の情報はもちろん、安曇野の観光などの情報も紹介しています。安曇野を紹介するパンフレットなども多数置いてあります。

・安曇野の学校(テーマ展示館)
大きな屋外水槽があり信州サーモンの泳ぐ姿を観ることができます。この野外水槽は館内からはガラス張りですが、それ以外の部分は屋外の地形を利用したものです。

館内から眺めると清流の中を横から観察しているような形になります。中を泳ぐ信州サーモンもかなりの大きさでこの水槽は一見の価値があります。

ちなみに信州サーモンとはニジマスとブラウントラウトを掛け合わせたもので長野県水産試験場が10年かけて開発した種です。

食べると肉厚でおいしい魚です。公園内の「レストランあづみの」にも信州サーモン丼がメニューにあります。信州オリジナル食材ですので是非ともおすすめです。(冬季は販売が中止されます)

ほかにも、安曇野の動植物を間近に観察できる理科教室や、石や木材などを使ってクラフト体験のできる芸術教室、安曇野の生活を学べる社会科教室、多目的ホールなどのスペースがあり、夏休みなどは大賑わいです。

・展望テラス
テラスからはのどかな安曇野の風景が一望できます。またテラス下階は池に面しているのでゆっくりとくつろげます。

・野の休憩所
遊び疲れたらちょっと休める休憩所です。イベント時にはライブが行われたりもします。

・水辺の休憩所
水遊びのできる池の前にある休憩所です。暑い夏に池で遊んだ後、日差しを避けるのにはちょうどいい休憩所です。

・農家風あづまや
昭和30年代の安曇野の風景を模した建物でこちらも休憩所として利用できます。

国営アルプス安曇野公園のおすすめポイント!

入場券は当日に限り大町・松川地区にも入場可能

アルプスあづみの公園の大町・松川地区は県道308号線(山麓線)を通り、およそ20.8㎞自動車で約31分です。

こちらには「空中回廊」があります。5・9mの高さのトレイルで森の間を空中散歩できます。また、デイキャンプができるなど堀金・穂高地区とは違った楽しみのある公園です。

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冬のイルミネーションイベント


安曇野では冬の風物詩ともなっているアルプスあづみの公園のイルミネーション。堀金・穂高地区と大町・松川地区との2地区で同時開催されます。
堀金・穂高地区 日本最長(2019年現在)500mの光のトンネルは見応えがあります。

※同日なら1枚のチケットで両地区ご覧になれます。
しかし、実際には点灯時間内に移動も含めて2か所を観るのはかなり忙しい感じです。スケジュールに余裕があれば2日に分けたほうがゆっくりとイルミネーションを楽しむことができると思います。

【開催概要】
・開催期間 毎年11月初頭~2019年1月初頭です。また休園日もありますので公園にお問い合わせください。
・点灯時間 16時~21時

1年を通して行われる様々なイベント

子供向けのクラフト体験や、自然観察、信州ならではのそば打ち、みそづくり、シイタケの駒うち体験など様々で、季節によって花も植え替えられます。

こちらは9月中頃から10月初旬に開催される「あづみのコスモスフェア」、30種類・30万本のコスモスが見事です。

アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)の基本情報

【概要】
全国で16番目の国営公園
長野県安曇野市堀金烏川33-4
電話 0263(71)5511

【時間】
春(3月1日~6月30日) 9:30―17:00
夏(7月1日~8月31日) 9:30―18:00
秋(9月1日~10月31日)9:30―17:00
冬(11月1日~2月末日) 9:30ー16:00
イルミネーション期間中  9:30-21:00
休園日 – 月曜日(祝日の場合は直後の平日)その他休園日もありますので、公園にお問い合わせいただくかHPをご覧ください。

【料金】
大人(15歳以上)
当日券 410円(団体290円)
2日間通し券 500円(団体350円)
シルバー(65歳以上)
当日券 210円(団体250円)
2日間通し券 250円(団体250円)
小人(小中学生)・幼児
無料
※団体の適用対象は、小学生以上の入園者20名以上

そのほかに全国の公営公園で使える年間パスポートもあります。全国17の国営公園のうち、12の有料公園で利用できます。

※同日内であれば堀金・穂高地区と大町・松川地区は1回分の入園料で利用可能。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示した者及び付き添いの方1名は無料。

【アクセス方法】
マイカーを利用する場合
長野自動車道安曇野I.C.より約20分

電車を利用する場合
松本駅からJR大糸線で、(タクシーを利用の場合)豊科駅下車、(安曇野周遊バスを利用の場合)穂高駅下車
※タクシー 約15分 料金2000円程度
※あづみの周遊バス 約13分 HP:http://www.nan-an.co.jp/bus/bus/22-2.html 

【駐車場】
駐車料金 無料

中央口 普通車 約700台(大型バス 11台・身障者専用 7台)
穂高口 普通車 約350台(大型バス  6台・身障者専用 8台)
堀金口 普通車 40台(大型バス  6台・身障者専用 3台)

【混雑情報】
GW、夏休みには公園周辺は混雑が見込まれます。イルミネーションイベント中は土・日に渋滞が起こることがあります。

国営アルプスあづみの公園 まとめ

1年を通して違う表情を見せるアルプスあづみの公園は何度訪れても飽きることはありません。

広い園内では地図を見ながら歩く人もいるほどで1日では遊び足りない公園です。運が良ければ、野生の動物にも出会えますよ。

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