信州にいながらして、意外と地元の人も行かない？温泉村があります。
それが『青木村』源泉かけ流しの贅沢な日帰り温泉と老舗旅館があります。
車屋さん・季節限定馬肉うどん
青木に向かう途中の道沿いに地元民ご用達の手打ち蕎麦屋『車屋』があります。
実に豪快なおじさんが打つ蕎麦は細麺あり太麺ありのいかにも手打ち蕎麦。
最近は機械を使って麺を綺麗に切る手打ち？蕎麦が信州でも横行。『手打ち』を謳っていながら、あまりにも綺麗に揃った麺で思わずこれは本当に手打ちかと疑いたくなるお店が多くなりました。
『車屋』の蕎麦は間違いなくご主人が包丁で手切りをしています。
そして10月から5月頃まで季節限定限の『馬肉うどん』
こちらも、正真正銘の手打うどん。
笑ってしまう程、おおざっぱに太麺細麺、時にはすいとん？のような塊麺が入っていますが、しこしこした食感とほどよく甘めのお汁が麺に絡み、柔らかく煮た馬肉のトッピングが絶品の1品です。
毎年この季節を楽しみにしている常連さんが多く、蕎麦屋なのに・・・とご主人が嘆く程の売れゆきです。
確実に食べたい時は電話で予約してから行かないと折角いったのに売り切れなんてざらです。
道の駅には青木村自慢の農産物がたっぷり
『車屋』からさらに青木村方面に向かうと、進行方向左側に青木村自然公園が見えてきます。
その真向かいに青木村キャラクターアオキノコちゃんの大きなオブジェをたたえた綺麗なピンクの駅調の建物が青木村の農産直売所です。
青木村自然公園には小さな子供が喜ぶ立派な遊具があります。
天気の良い休日には小さな子供を連れた若いパパやママがお弁当持参で楽しむ姿が見られます。
国道を挟んで真向かいにある『青木村道の駅』には農産物直売所の他に 全国で青木村でしか生産されていない青木村特産の『タチアカネ』という品種の蕎麦粉を使用したお蕎麦が自慢の食事処『こまゆみ』があります。
ちなみに『車屋』は上田市のため、青木村特産の『タチカアネ』は使用していない蕎麦粉です。
蕎麦粉にこだわる蕎麦通さんは『タチアカネ』は青木村でしか食せないので、是非ご賞味あれ。
温泉はここがおススメ！
青木村の温泉はどの施設も源泉かけ流しです。
少しぬるめのお湯なので、熱いお湯が苦手なお子さんから高齢な方にも適したお湯と言えます。
特に沓掛温泉の『小倉の湯』は源泉温度の低い温泉と、少し高めの温泉と2つに別れた浴槽で体を優しく温めることができます。
特に夏場は孫を連れてプール替わりにしています。ぬるめの源泉に浸かると普段はすぐお風呂から出たがる孫がいつまでもお湯に浸かっていて出たがりません。
なだめすかして温泉を終わらせるのに一苦労する程です。
入浴料金が大人（中学生以上）200円、子供（4歳~小学生）100円と超リーズナブルです。但し お値段がお安い分 お風呂セットは持参してくださいね。（石鹸・シャンプー・タオルなど）
青木村には他に昔から子宝に恵まれる、乳の出がよくなるといわれている『有乳湯』が田沢温泉にあります。
宿泊施設も 島崎藤村が愛用した宿『ますや』をはじめとした老舗の旅館があります。
まとめ
青木村は、温泉の他に楽しいスポットがまだまだあります。小さな村ですが、子育て支援も充実しており、村に若い人を招致しようと取り組みも盛んです。
自然豊かな農村地域です。そんな村で子育てをしようと最近では、村にやってくる若いファミリーも増えているようです。
温泉好きの方には是非一度は訪れていただきたい信州が誇る温泉です。
秋には 地元で採れる『マツタケ』がリーズナブルなお値段で『青木の道の駅』に並びます。毎年、観光バスが乗り付ける光景が見られます。
寒くなる季節。温泉に浸かってまったり！至福の時間を青木村で過ごしてみませんか？