秋田横手公園は桜まつり&紅葉&スキーが楽しめる!遊具も豊富!

横手市内の東側にある朝倉山にみえるのは展望台通称「横手城」です。広い城跡公園内に建つ展望台です。展望台は4階建てであまり大きくはないですが山の上に建っているので横手盆地が一望できます。

盆地なので遮るものはなく遠くの鳥海山まできれいに見えます。展望台の他にSL展示や巨大アスレチックがある赤土広場、お堀跡の牛沼などがあり散策、子供の遊び、釣りまで楽しめます。

春は桜まつり、夏は森林浴、秋は紅葉、冬はスキー場もあって四季を通じて楽しめます。

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秋田県の横手公園は散策、アスレチック、釣り、スキーのオールマイティー!

JR横手駅から東側に連なる朝倉山を眺めると頂上付近にひょっこり顔を出しているが展望台「横手城」です。もともとは朝倉山の地形を利用して作られた山城で朝倉城と呼ばれていました。

この朝倉城跡地を整備して作られたのが横手公園です。お城は戊辰戦争の際に焼けてしまい今は残っていません。朝倉城は天守閣のないお城でしたが二の丸跡に天守閣の形の展望台を建てますが、この展望台が「横手城」です。

横手城は4階建てなのであまり大きくはないですが山の端に建っているのでいざ登ってみるととっても高くて眺めも素晴らしいです。広大な平野が一望できて鳥海山、盆地、横手川が眺めることができます。

展望台はエレベータやエスカレータはないので4階分をひたすら階段で登りますが、この階段がけっこう急で一気に登ると息切れしてしまいます。

夏なんかは汗だくになりますが、苦労して上った末に展望台に出ると自然の風が心地よく眺めも一層心にしみます。階段には車イス用の電動リフトがあります。

各階には展示物がありお城の様子や城下の生活がわかる備品や郷土民芸品などが展示されてます。2階の展示スペースでは企画展示も時折行われていて県内出身の画家の絵画展から漫画の原画展、なぜかガンプラ展もあったこともあり、お城のお堅いイメージとは一味違って楽しいです。

展望台の近くにはお城の焼け残った材木で建てられた秋田神社があります。杉の木に囲まれていて昼間でも薄暗いので厳かな感じがします。

お城といえばお堀ですが今は牛沼と呼ばれる沼地になってます。お城のお堀としては珍しく釣りが許可されているので釣り人もたくさんいます。

沼周辺は遊歩道が整備され太鼓橋がかかっていたり、バラ園もあって四季折々の景色が楽しめます。少し進むと山道なので4月だとまだ雪が残っていて驚きます。

展望台から少し下るとSLが見えてきます。実際に奥羽本線を走っていたD51だそうです。野ざらしの展示なので少々腐食もしてますが運転台に自由に座れたり計器類もふさがれていないので子供たちは大はしゃぎです。

そして、広場と巨大遊具がある赤土広場に出ます。広場はかなり広くて本格的な野球もできそうなくらいです。赤土広場といても芝生が植えられていて土っぽいとか、ほこりっぽいということはないです、念のため。

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遊具は木造の大きな船の形をしたアスレチックと滑り台や雲梯が一体になった複合遊具があります。どちらも楽しいですが船の形の遊具がとにかく大きい!高さは3メートルくらいはありそうです。

ロング滑り台とらせん状の滑り台、ターザンロープがついています。船のデッキにあたる部分まで登るんですが登る方法がはしごとロープのネットとかなり過酷で小学生以下の子供は一人で登るのは難しいですが親がのせてあげるのもなかなか大変です。

また船底部分はトンネルやロープと丸太のジャングルジムになっているので小さい子はすぐ見失ってしまいます。なので小学生未満の子はもう一つの複合遊具のほうが安心です。

遊具以外にも広場でキャッチボールやサッカーも楽しめます。5月くらいになると土日は赤土広場の入り口で名物ババヘラアイスのリアかーがきます。

ババヘラアイスとは秋田名物でおばあちゃんがリアカーで売っているアイスでコーンに赤や黄色のシャーベットをヘラを使ってお花の形に盛り付けてくれます。

つまりババァがヘラで盛るアイス=ババヘラアイスということみたいです。味はさっぱりしていて汗をかいた後にピッタリです。暑い日は屋台とは思えないくらいの行列ができます。

こんなとっても楽しい横手公園ですが、重要な注意があります。熊です。山なので出るんです。主に春先が注意が必要で熊が出ると公園全体、もしくは一部が閉鎖されるので事前に確認が必須です。

秋田県横手公園のおすすめポイント

赤土公園は敷物を持っていこう!

とっても広くて楽しい赤土公園ですがベンチがほとんどないです。なので休憩用にレジャーシートを持っていくと便利です。

展望台に登らなくてもOK

横手城からの眺めはもちろん素晴らしいですが山の上なので登らなくても十分眺めは楽しめます。

ババヘラアイス派VSソフトクリーム派

展望台の下にある売店ではソフトクリームが売られていますが、時期によっては赤土広場までいくとババヘラアイスのリヤカーが来ていることもあります。ソフトクリームにするかババヘラアイスにするか悩みどころです。

秋田県横手公園の基本情報

●概要
朝倉城の城跡公園。

●時間
展望台は9時から16時30分

●休業
12月から3月(2月の雪まつり期間中はあいている)はスキー場のみ

●アクセス方法
秋田自動車道(湯沢横手道路)横手ICから約15分
ナビでは国道13号経由と平和街道経由が表示されますが平和街道経由がわかりやすいのでお勧め。

公共の交通機関は公園までのバスはないが近くにある市立横手病院前か横手城南高校前のバス停あり。

市立横手病院からは30分程度、横手城南公園からは15分程度で歩けます。

●混雑状況
基本的に混雑していることはないが幼稚園や保育園の遠足と重なることもある。

●トイレ
各所にあり清潔で紙切れなどはないが屋外なので虫が多い。

●食事&土産
売店はあるがソフトクリームと飲み物程度で食事になるようなものはない。一番近いコンビニは車で5分程度。飲み物は自動販売機が多数あり。

●チケット情報
展望台は入館料100円

このチケットは横手市内の「ふれあいセンターかまくら館」「後三年合戦金沢資料館」「石坂洋次郎文学記念館」をふくむ4館の共通チケットになっています。

秋田県横手公園のまとめ

●横手の自然と歴史が満喫できる
●食事は済ませてからかお弁当持参で
●休憩用にレジャーシートも忘れずに
●熊出没情報の確認は忘れずに

中心街から近いのにびっくりするくらいの自然に囲まれています。山に囲まれた盆地を実感できます。お城だけだと子供は飽きてしまいますが横手公園は赤土広場があるので子供も満足です。

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