宮城県仙台うみの杜水族館は比較的新しく、2015年7月にオープンしました。プロジェクションマッピングを使った展示や、白を基調とした外観に最先端とおしゃれさを感じます。
館内も空中通路をペンギンが散歩したり、1階から2階までつながった巨大水槽があったり定期的にナイトイベントがあったりと何回行っても楽しめます。
宮城県の仙台うみの杜水族館はペンギン&イルカショーが最高!
宮城県仙台うみの杜水族館は仙台港近くの高砂中央公園内にあります。東日本大震災後の2015年にオープンしており、防災対策もばっちりです。
1階は日本の海、2階は世界の海になっています。1階の入り口から中に入るとウェルカムホールを抜けるとマボヤの森に出ます。
水槽の下、つまり天井が水槽なんです。マボヤの養殖ロープが水槽の中につるされています。マボヤの間を通って、水に反射した光がキラキラ、ゆらゆら差し込んできて海の中にいるみたいです。
マボヤは美味しそうかどうか以外の視点で見たのは初めてでとっても新鮮な気分になります。
1階から2階までの巨大水槽には三陸の海の生き物たちがたくさん泳いでいます。中央あたりにイワシの大群が泳いでいてキラキラ光に反射してミラーボールのようです。
水中を泳ぐ魚もキレイですが底でエイやヒラメがこっそり擬態しているのを探すのも楽しいですよ。巨大水槽の他に深海のダイオウグソクムシ、仙台名物・牡蠣の養殖を学べるコーナーもあります。
また、海だけではなく広瀬川を再現したコーナーもあり、川の魚やリスなどが展示されています。特にリスは通路の上に作られた金網製のトンネルの中を行き来できるようになっています。運がいいとお腹か見れるかも…。
2階には、世界のうみコーナーでペンギンや亀、ワニのほか黒と白のパンダカラーの「イロワケイルカ」もいます。特に、人気なのがペンギンやアザラシのいる海獣ひろばです。
ペンギンの水槽は2か所に分かれていて、この2か所が透明な階段でつながっています。ペンギンたちがヨチヨチ階段を上ったり下りたりする姿を下から見ることができます。
イベントプログラムは入場料のみで楽しめるイルカ・アシカのパフォーマンスショー、ペンギン・オタリアのフレンドリータイムがあります。
パフォーマンスショーのスタジアムはちょっと変わった作りで座席とプールの間にないんです、板が。海の浅瀬みたいな作りになっていて間近でイルカを見ることができます。
座席も広く1000人収容可能の広さ!ですがやっぱり土日祝や長期休暇の時期はギュウギュウに混んでいます。2階のショーステージ近くにも軽食の売店があるのでここでちょっと買って、休憩がてら早めに座って開演を待つのがオススメです。
フレンドリータイムではオタリアやペンギンが水槽から出てきてパフォーマンスをしてくれたり触ることもできます。入場料のみで触れるなんてすごいですよね。
そのほか、有料のオプションプログラムもあって、イルカとタッチして、写真が撮れたり、バックヤードツアーなどがあります。
1階には水族館おなじみのタッチコーナーがあります。だけどここのタッチコーナーは一味違います。その名も「うみの杜ビーチ」で砂と、岩で実際の岩場が再現されています。
触れる生き物はおなじみのヒトデ、メカブの他、マボヤ、アメフラシ、ドチザメとちょっと触るのはバードルの高めです。
1階には大き目のフードコートとミュージアムショップがあります。
宮城県うみの杜水族館のおススメポイント3選
おススメポイント1:うみの杜ビーチはタオルと着替えを持っていこう!
お子様連れにはぜひ、うみの杜ビーチに行ってほしいと思います。実際の海は波があったり、ガラスが落ちていたりと思わぬ危険があります。
ここなら安心して砂や、岩場で楽しめるので磯遊びの練習にもいいかもしれません。もちろん、足を洗うための設備もあります、がタオルはないので持参を忘れずに。
水の深さは幼稚園くらいの子供のふくらはぎくらいまではあるので小さい子ほど着替えは必須ですね。タッチコーナーというよりは水遊びに行く装備がオススメです。
時間帯や、天候によっては水に入れないこともあるので絶対、入りたい!という場合は事前に問合せをおススメします。
おススメポイント2:アザラシを見ながらお食事できる。
1階のフードコートは壁1面が水槽になっていますが、2階のアザラシのプールとオタリアの水槽とつながっています。2階で見ている時、姿が消えるな、と思っていたけどここにきていたのね、と納得です。
メニューは子供向けが多く、とりわけ用の皿や子供用のカトラリーなどが自分で取れるようになっていてお子様連れにはとっても便利です。もちろん、大人向けにアルコール、串焼きもあって子供から、大人まで楽しめます。
おススメポイント3:ナイトイベントをチェック!
季節ごとにナイトイベントが開催されています。特にイルカのナイトステージは照明が夜空に映えて、さらにバックに見える高速道路の明かりも見えて幻想的な美しさです。
解説などの演出も抑えられていて大人向けのイルカショーです。フードコートでナイト限定のカクテルが提供されたりとデートスポットにおススメです。
また、お泊り体験ができるナイトツアーもあります。
宮城県うみの杜水族館の基本情報
宮城県うみの杜水族館は宮城県仙台市の仙台港近くに位置する高砂中央公園内にある。
【営業日】
休館日はなく、年中無休。
【営業時間】
9時~18時30分(最終入館は18時)
※11/5~3/15まで9時~17時30分(最終入館は17時)
【入館料】
18歳以上2,100円 中高生1,600円 小学生1,100円 幼児600円 65歳以上1,600円 ※3歳以下無料
団体・障碍者割引の他、入館料半額のバースデー割引、レディースデー(毎週火曜日2,100円→1,600円)もあり→適応条件はHPにて
【チケット情報】
水族館にて当日購入の他、インターネット上、コンビニでも購入できる
温雑時期はチケット売り場も混んでいるので事前購入がおススメ。
有料プログラムは事前予約はできないので当日申込のみ。
【アクセス方法】
●公共交通機関の場合
JR仙石線「中野栄駅」から30分間隔で無料シャトルバス運行あり
※注意1
パンフレットには中野栄駅から徒歩15分と書いてあるが道路も途中住宅街を通ったりわかり辛く、15分では着かないし、街灯も少なく暗い道を歩くことになるのでおススメしない
※注意2
パンフレットに地下鉄東西線「荒井駅」下車後、路線バスのコースが記載されているが路線バスは土日しか運行していないので平日はバスがない
以上の注意点から中野栄駅からシャトルバスに乗るのが一番、おススメ。
●車の場合
仙台東部道路「仙台港IC」下車5分 ※若干、道路がわかりにくい。立て看板など道路案内を見逃さないように注意
【トイレ】
各階に2か所、トイレあり。多目的トイレも同じ位置にある。1階出口付近のトイレにオストメイト、介護用ベッドが設置されている。
【車イス・ベビーカー】
どちらも無料貸し出し有。事前予約不可。
【赤ちゃん設備】
授乳室2か所(給湯シンクあり)。おむつ替えスペース、多目的トイレと授乳室にベビーベッドあり。
【食事】
1階にフードコート、2階に軽食の売店有。お弁当の持ち込みはショーのスタジアムのみ可。混雑時は付近にファミレスも有るし、高砂中央公園にベンチもあるので外出して食事もおススメ。
【ホームページ】
http://www.uminomori.jp/umino/index.html
宮城県うみの杜水族館のまとめ
・事前にイベントをチェック
・お子様連れはタオルと着替えを忘れずに
・土日祝、長期休みの時期に行くならチケットは事前購入がオススメ
・公共の交通機関を利用する場合は中野栄駅からシャトルバスに乗ろう
震災後、整備を進めている区画にできた水族館でありまだ整備途中なのかな、という感じでアクセスはイマイチです。
水族館は新しく生き物と触れ合える工夫もたくさんで大満足です。季節ごとのイベントもたくさんで何回行っても新鮮な体験ができる水族館です。