敷島公園ばら園は利根川と広瀬川に挟まれた場所でスポーツ施設が併設され、全国で珍しい約2700本の松が茂る松林や生糸のまち前橋の歴史など学べる蚕糸記念館があります。
さらに600種7000本のバラや四季に咲き誇る花木が見られますばら園、ボート池、こども広場などがあります。園内では春と秋にバラフェスタが開催されたり、桜の時期には花見客で多くの観光客や地元民が訪れる公園です。
敷島公園ばら園は春と秋に咲くばら園のバラが最高です
敷島公園の松林をぬけた西奥に600種のバラ7000株が植えられています。赤や白、黄色、オレンジなどさまざまな種類のバラが観賞できます。
アーチ型になっているバラも赤いバラでバラのトンネルをくぐっているのでとても綺麗です。年に２回春と秋にはバラフェスタが開催され、多くの観光客が訪れます。
園内では、ばらガイドによる園内案内や日没から20時30分までバラ花壇がライトアップされます。昼間のバラは鮮やかで少しバラの匂いも感じられます。
夜になるとライトアップで幻想的な雰囲気になり、また昼間とは違う感じがします。ばら園入り口側では物産展や花苗、バラの苗の直売も開催されています。
以前は川が流れていて白鳥などがおりましたが、整備され、現在はなくなってしまいました。子供の頃はよく水遊びをした川でしたので残念でした。
敷島公園ばら園の地元民おすすめのポイント３選！
敷島公園ばら園のバラも最高ですが、地元民ならではのおすすめポイントが３つあります。
ポイント1
敷島公園は約300本のソメイヨシノと約10本ほどのシダレザクラが植えられています。夜には提灯にあかりが灯りライトアップされます。桜の木は子供の広場やボート池、野球場周辺にあります。
開花時期の3月下旬から4月上旬まではたくさんの人が訪れますが、いろんな場所でお花見ができますので、場所取りで困ったことはありません。
桜の木の下でお弁当をもって食べながら桜を観賞していました。特にボート池から見る桜はとてもきれいです。屋台は数件出店しているほかに売店などで食べ物や飲み物を販売しています。
ポイント2
前橋市蚕糸記念館は入場無料で前橋市の蚕にまつわる歴史や生糸を青酸するために使われていた道具などが展示されています。
開館日は4月から11月の土日祝日のみとばら園まつり、5月の連休中は毎日開館しています。開館時間は9時から16時までです。ばら園の奥にひっそりとあるので、ちょっと入りずらい感じです。
建物は国立原蚕種製造所の本館として建てられ、レンガ積み、上下開閉式の窓など明治末期の代表的な洋風建物です。
中もかなりのレトロな感じで、カイコに関する資料や蚕の生育過程に関する資料、カイコがふ化して大きくなるなるまでの様子、昔の養蚕道具、絹糸を紡ぐ機械などさまざまな資料、道具が展示されています。
実際の道具も展示されていますのでとても面白く、勉強になりました。
ポイント3
つい見逃してしまいますが、ばら園正面入り口前にある駐車場にあるいちょうが意外ときれいです。
公園内には松林が多いため、紅葉する木は少ないのですが、駐車場周辺に大きないちょうの木が10本ほどのあります。秋の紅葉の季節になると黄色に染まって美しいです。
敷島公園ばら園の基本情報など
敷島公園ばら園は利根川と広瀬川に挟まれた場所でスポーツ施設が併設され、広大な面積を有し、全国で珍しい約2700本の松が茂る松林や生糸のまち前橋の歴史など学べる蚕糸記念館があります。
さらに600種7000本のバラや四季に咲き誇る花木が見られますばら園、ボート池、こども広場などがあります。
遊具はこども広場を中心に木で作られた丸太渡りや紐を使って登るアスレチック遊具など数多くの遊具があります。
ツリーハウスやロープウェイなど子供の頃から遊んでいた遊具も多数存在しています。２～３歳くらいから遊具で遊んでいました。
以前は船にアスレチックがあったのですが、撤去されてしまい残念です。ツリーハウスのような滑り台がついた遊具ができています。
こちらは２歳くらいでも遊べそうです。赤ちゃんがベビーカーに乗ってお散歩したり、１～２歳くらいの子が歩いていたりします。
夏には、小さな川に水が流れて水遊びができます。石がゴツゴツしていて滑りにくいですが、足元に注意しない怪我をしたりします。ボート池近くに滑り台がありますが、前は水遊びができました。
現在は砂が敷き詰められています。ボート池では手こぎボート、足こぎボートが貸し出されています。滑り台の前にある売店でボート乗りの料金を払います。
足こぎボートは大人２人が乗れます。子供で操作がしやすいので、楽しめます。春のお花見の季節に乗って、池から桜を観賞します。
ばら園では、春と秋に7000本のバラが咲き誇り、とても綺麗です。その他に野球場、競技場、サッカー場、プールも併設されています。プールは夏場に利用でき、ウォータースライダーなどもありますので、たくさんの人でにぎわいます。
トイレは子供の広場やばら園、競技場周辺など11ヶ所あります。障害者用トイレはありますが、赤ちゃんのオムツ交換の台はありません。
駐車場はばら園前、敷島公園前などあわせて無料駐車場が1200台あります。平日や土日祝日であれば、駐車できないことはありません。
イベントが開催されているとき、例えば、ばら園でバラフェスタを開催していたり、敷島公園のお花見の季節には多くの人が訪れますので、駐車場は満車に近い状態になります。
特にバラフェスタの時は地元民以外も訪れますし、警備員がいるほど混雑します。ばら園東側に臨時駐車場もありますので、駐車場できないことはありません。周辺道路は混雑しますので、駐車場に行くまで時間がかかります。
敷島公園ばら園周辺にはランチができる食事処は多数あります。店舗の入れ替わりが結構ある地域ですが、ゆたかはずっと前からある店です。
ランチはセットで1000円台で美味しい魚や天ぷらが食べられます。敷島亭では小腹がすいた時に群馬名物焼きまんじゅうやソフトクリームを買って店先で食べたりもします。
その他もバラのソフトクリームが食べられる店やおしゃれなカフェやコース料理が食べられるお店などがあります。公園周囲にはコンビニも少なくとも３件が存在しますので、とても便利です。
公園周辺では敷島浄水場があり、5月の連休には敷島浄水場が一般公開されて、浄水場内にある咲き誇ったツツジを観賞できます。普段は見られない水道施設や水道資料館も一緒に見学できます。
その他にはバーベキューができる場所やゴルフ場があり、車で5分くらいの場所にはスケートリンク、総合運動場などがあります。
暑い時期にはプールが園内に併設されています。別途料金がかかりますがプールで遊ぶことができます。小さい子どもの場合は子供の広場に小さな川が流れていて水遊びができます。
松林など日陰になるような木がありますので、日陰で涼めます。寒い時期には昼間は温かくていいです。
冬場は寒いので、人もまばらですが、ばら園内で１２月から1ヶ月ほどにイルミネーションの点灯が行われます。夜に温かくしてイルミネーションを見るのもいいです。